被災者支援のイベント

not_image画像

忘れてはいけない日

先日、阪神淡路大震災のあった日には、テレビやインターネットなどで「この日を忘れることがないように」とさまざまな呼びかけがありました。
大きな災害というのは、私たちの心や身体を大きく傷つけるものです。
まして、その被害に直接遭われた人たちのことを思うと、言葉もないくらいです。
私たちにできることは、そのような被害があったということを忘れず、後世にきちんと伝えていくということです。
そして何より、いつまでも思いやりの気持ちを持ち続けるということが、大切なのではないでしょうか。

2011年3月11日。
まだ記憶に新しく、現在を生きる人たちに大きな影響を与えていますね。
しかし、一年経った頃に聞いた話しによれば、あれだけ張り切ってボランティアに行っていた人たちの数も10分の1になっていました。
もちろん、ボランティアをする側にも、生活があります。
一時的にでも、人助けに行くというのは大切なことですので、ボランティアにはじめはいったのに辞めてしまった人たちを責めるというお話ではありません。

ただ、そのような被災地支援を継続的に、続けていくことの難しさというものを強く感じたお話でした。
報道は減ってしまっても、被災地にはまだまだ、困って助けを求めている人たちがたくさんいます。
そのような人たちにどんなことをしてあげることができるのか、このようなことを考え続けるのは、みんなの課題であると言えると思います。

ボランティア活動

被災地支援の中には、現在も美容系のイベントを行っている会社や企業などもたくさんあります。
化粧品の会社などが、ビューティーボランティアを行っています。
被災地での美容系イベントの需要に首をかしげる人も、いるかもしれません。
しかし、実際にボランティアに行った人のお話を伺ったところ、このような美容の支援というのはあまり来ないから、とすごく喜ばれたということでした。

ヘアカットやネイル、メイクのサービスなど、被災地の方がすごく喜んでくださって、また来てほしいと言われたそうです。
その会社では、定期的に継続的なボランティアを続けていくそうですが、モノの復興だけでなく、このような心の部分のサポートになるボランティアがあるというのは、とても大切なことだと思います。
心のサポートというのは、とても難しい部分です。
被害に遭われた方の気持ちをどのようにして、少しでも助けてあげることができるのか、一時でも満ち足りた気持ちにすることができるのか。
改めて、美容というものが与える影響力を考えるお話でもありました。