流行のノンシリコンシャンプー

髪にふれる女性

シャンプーの選び方


みなさんは、普段どんなシャンプーを使っていますか?
ヘアケアは毎日のケアの積み重ねが大切ですので、毎日使うシャンプーも自分の髪に合ったものを選ぶことが必要です。
そのためには、シャンプーの種類を知り、また実際に使ってみて使い心地を確かめてみることも必要だといえます。
いま使っているシャンプーは何を基準に選んだものでしょうか?

テレビコマーシャルのイメージでしょうか。
それとも、販売されている価格でしょうか。
顔の近くで使うものですから、香りなどを重視するという人も多いかもしれません。
確かに、自分がリラックスできる香りかどうかというのは重要なポイントのひとつだと言えますので、基準のひとつとしては悪くないでしょう。
しかし、香りも大切な要素ではありますが、シャンプーの成分もしっかりと重視して、髪に良いものを使うようにしましょう。

そもそも、シャンプーの「成分」とはどのようなものなのでしょうか。
シャンプーはさまざまな原料を組み合わせて作られていますが、それらの原料が「成分」と呼ばれるものです。
シャンプーの成分は薬事法という法律によって、使っている成分を全て表示することが義務づけられていますので、シャンプーを選ぶ際には表示されている成分をチェックするようにすると良いでしょう。
基本的に成分表示というのは、その中に含まれている量の多いものから順番に表示するというルールがありますが、シャンプーは水分が一番多く含まれていますので水が表示され、その次に洗浄成分である界面活性剤が表示されているケースが多いと思います。

健康重視のシャンプー

そして、この界面活性剤と呼ばれるものがシャンプーの良し悪しを決めていると言っても過言ではありません。
この界面活性剤についてはまた別の機会にお話をするとして、ノンシリコンシャンプーとは、どのようなシャンプーなのでしょうか。
シリコンというのは化学反応によって作られる完全人工物のことで、これはキューティクルに付着してコーティングする作用があるので手触り良く艶を出すなどの効果があります。

髪をコートしてくれるものですが、髪を補修したり浸透して保湿したりする効果はないので、この成分に頼ったヘアケアを続けてしまうと、髪のダメージを進行させてしまうケースもあります。
このシリコンが入っていないシャンプーをノンシリコンシャンプーと言います。
コーティングをはがして髪に質の良いコンディショナーで栄養を与えることによって、髪に本来の健康を取り戻すという方法になります。
しかし、シリコン剤は入っていないけれど、合成界面活性剤を多く含み髪にあまり良い効果を与えないものもたくさんありますので、値段が高いだけで効果のないノンシリコンシャンプーには気をつけるようにしましょう。